Archive for November-2006

勝手にしやがれ(1959)

2006-11-10 17:00:00

「我が愛する女は 首筋が美しい
胸が美しい 額が美しい
膝も美しい なのに度胸がない」
勝手にしやがれ(1959)
 
ようやく秋らしくなった。個人的には「食欲」の秋。「たまには芸術も堪能しなきゃ」と部屋の隅から出したDVDがこの1本だった。
1959年に上映。ヌーヴェルバーグの旗手、リュック・ゴダール監督のデビュー作だ。ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒ミシェルと、ジーン・セバーグ演じる留学生パトリシアとのラブストーリー……というのか。気ままなパトリシアと、彼女に振り回されるミシェルをカップルと呼ぶにはやや哀れだが、映像と独特の雰囲気がそれを重くさせない。

冒頭のセリフは、ミシェルがパトリシアと一夜を過ごすシーン。「明日になれば資金が調達できる。一緒にローマに行こう」口説き続けるミシェルに、パトリシアは気が乗らない。交わされ続ける彼女に対して業を煮やし「ついてきてくれ」と言わんばかりの切羽詰った口調でミシェルが発したのがこのひとこと。時代が時代だけにちょっとキザだが、前から気になっていた人と二人の特別な一夜なら、すんなり受け入れられそう。

ちなみに、ジーン・セバーグはこの作品がピークだった。その後作品に恵まれなかった彼女の半生を思うと、パトリシアの姿にどこか刹那的なものを感じてしまう。

Category : プロポーズ

プリティ・ウーマン(1990)

2006-11-20 17:00:00

「君はとても頭のいい
    特別な女性だ」
プリティ・ウーマン(1990)

地下街をブラブラ歩いていたら、クリスマスグッズが売られていました。秋物を着始めたばかりだと思っていたら、もうそんな季節なんですね。ちなみにワタシ、まだひとりものです。去年は友達と鍋をつついてグチ大会でしたが、今年もどうやらそうなりそうです……。
せめて気分だけでもと、引っ張り出してみたのがこの映画。ジュリア・ロバーツ主演のシンデレラ・ストーリーにはいつ見ても憧れます。
そのなかで、リチャード・ギア演じる実業家が、ジュリア演じるコールガールをベッドの中で口説くシーンで出てくるのが、このセリフ。つかの間の愛情を振りまき続けても、相手からは決して大切にされなかった彼女。自分に自信が持てないだけに「特別だ」なんて言われたらなによりも嬉しいものですよね。

ちなみに現在は双子のママとして、また女優としても活躍中のジュリア。
このセリフみたいにプロポーズされたりしたんでしょうか……うらやましい限りです。

Category : ナンパ

恋愛適齢期(2004)

2006-11-23 17:00:00

「心臓発作なら、楽に立ち直れる
だが、君は―そうはいかん。
お陰でやっと分かったんだ、
この年になって― 恋をしてる
生まれて初めて それを伝えたくて」
恋愛適齢期(2004)

師走が近づいてきました。スケジュール帳は、いつのまにか仕事の予定で真っ黒になってしまった。我ながらびっくりです。「なんだか、プライベートの寂しさを仕事で必死に埋めているみたい」と、ひとり冷静に予定を眺めたりして。
もうすぐ、恋人たちで街はあふれかえる腹ただしい、でもうらやましいあの時期がやってくるのですね。ほんとは、仕事なんかよりプライベートでスケジュール帳を真っ黒にしたいけどさ。いつになることやら……。
今夜もひとり、家でDVD。2年前に映画館で見たのを、改めて。だって、おじいちゃんとおばあちゃんの年になっても心がときめく恋愛ができるなんて、素敵じゃないですか。
「恋をしている 生まれて初めて それを伝えたくて」言われてみたいものですよね。
ちなみにこのセリフの主・ハリー役を演じたジャック・ニコルソン自身、来年で御年70歳。まだまだ、プライベートのほうはお盛んみたいです。うらやましい。

Category : ときめき

トリビアの泉(テレビ番組)

2006-11-25 17:00:00

「来年のこの日も一緒に笑っていよう」
トリビアの泉(テレビ番組)

いよいよ、クリスマス・イブまで1ヵ月を切りました。今年のクリスマス・イブは日曜日。月曜はみんな、カップルで会社に行くのかな?週の初めにけだるそうだった同僚を見つけたら、その人はきっとハッピーな週末を過ごしたんだろうってことで。
今回は、残念ながら定時枠の放送が終わってしまったテレビ番組『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』から。
番組視聴者から「調べてみることでトリビアになりそうな日常の疑問」を公募し、その疑問を調査、実験などで明らかにするという「トリビアの種」コーナーであった「心理学者が考える最高の口説き文句」ってヤツです。エライ先生たちが膝つき合わせて何時間も話し合っている姿、そのテーマが「口説き文句」かと思うと、ニヤニヤせずにいられなかったな。
で、結局生まれたのがこのセリフ。なんか奥歯に物が挟まった感じだよね。「君が好きだ!」とか「抱きしめたい!」とかじゃないんだもん。
でも、恋人たちにとって大事なことは今日も明日も、ずーっと一緒にいられることが一番大事なんだよね。その大切さを、教えてくれるひとことでありました。
ちなみにこの時のVTR、タモリさんの評価は「九部咲き」でした。意外と高かったようで。

Category : ほのぼの

アンナ・カレーニナ(1998)

2006-11-27 17:00:00

「忘れる? あなたの言葉  
あなたの身振り 一生忘れません」
アンナ・カレーニナ(1998)

昨日デパートでお買い物をしていたら、地下でおせちの予約を受け付けていました。そうか、もうそろそろそんな季節なのね。
昔はおせちって、こたつの上にいっぱい重箱が並べられているというイメージが強かったけれど、いまは1人分からでも買えるからなぁ。もう何年もこのパターンで過ごしています。みんなで食べようにも、友達は実家に帰っているし、二人きりは……と言われても、ねぇ。せめて、映画や小説、テレビで妄想に浸るしかないわけです。

で、上のセリフ。ずっと恋愛していないと、たまには「禁断の愛」っていうのを覗いてみたくなるんだな。
物語の舞台はモスクワ。将校ブロンスキーは、高官の妻であり、8歳の男の子の母親であるアンナに一目惚れをする。1度はブロンスキーの愛を拒否したアンナだったが、2人はしだいに恋におちていくのだ。ブロンスキーは、アンナが好きで好きでたまらなくて、とうとう駅のホームまでアンナを追いかけていくのだ。「いけない」と拒否するアンナに、このセリフ。こんなこと言われたら、骨抜きだよね。
ブロンスキー役のショーン・ビーンはこのあと「ロード・オブ・ザ・リング」に出ています。本人は、3回の離婚を経て現在独身。結婚するたびに、こんなセリフ言ってたのかな。
まぁ、あれだけ素敵ならいいけど。

Category : 禁断

いつか晴れた日に(1995)

2006-11-30 17:00:00

「私の心は 今もこれからも あなたのもの」
いつか晴れた日に(1995)

紅白の出場アーティストが決まりましたね。今年も人選に賛否両論ありました。でも紅白の演出って、大人も子どもも無難に見られる、ダサイ演出なんだから紅白に出るのをありがたがる演歌歌手とベテランさんだけ出していればいいと思うけど、そうもいかないのかな。
ダサイといえば、今回の口説き文句もきてますよ~。19世紀のイングランドを舞台にした映画で、貧しい暮らしを余儀なくされた旧家の娘・エレノアと青年・エドワードの恋愛話です。
一度は結婚の噂に恋を諦めたエレノアの前に再びエドワードが現れ、しかも結婚していなかったという奇跡。そして極め付けにこのセリフ。字面で見ると、どうしてもダサイけど……でも、イイ!
ちなみにエレノア役のエマ・トンプソンはこの作品では主演だけでなく脚本も書いていて、アカデミー脚色賞を受賞しています。
見終わった後には「諦めないといいこともあるんだ」と思うこともありますが……現実はそう甘くはないようで。

Category : 再会

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