髪結いの亭主(1990)
2007-01-19 17:00:00
「子どもなんて必要ない。ただ、君がいればいい」
髪結いの亭主(1990)
寒い冬晴れが続いたと思いきや、昨日はいきなり朝から雨が降ったので寒くてしかたありませんでした。
暦の上では春のはずなのに、寒い日は続くんでしょうかね。通勤時には、タイツORモモヒキが欠かせません。体が寒いと、心まで冷え冷えとしてくるようで。
こんな時には、恋愛映画。ということで、今回は、以前からどことなくエロティックなタイトルにひかれていた『髪結いの亭主』。小さい頃に通った床屋のおばさんの体臭に「感じた」ことが忘れられず「絶対に、髪結いの亭主になるんだ」と願い続けたアントワーヌ。念願かなって、ついに美しい髪結い・マチルドと結ばれるけれど……という話です。この内容については、私の周囲でもかなり評価は分かれているところです。切ない純愛ととるべきか、弱っちいヒモ男の一生ととるかという。
今回取り上げたのは、長年の思いをかなえたいと必死にマチルドにアタックするアントワーヌのセリフ。現実の場面でこのセリフだけ言われたら嬉しいけれど、相手はただのおっさんだからなぁ。それにころりとやられてしまうマチルド役のアンナ・ガリエナは本当にきれい。こんなしょうもないおっさん、相手にすることなんかないのに。
そんなおっさん・アントワーヌだけど、子どもの頃からの願いをかなえることができたというのは幸せかもしれない。「あーすればよかった」「こうすればよかった」とぐちぐち後悔しながら、一生を終える人がほとんどなわけだし。と、思いながらこの映画を見たのでした。
Category : プロポーズ59番目のプロポーズ(ドラマ 2006)
2006-12-30 17:00:00「付き合ってください!」
59番目のプロポーズ(ドラマ 2006)
前回話題にした藤原紀香の結婚だけど、そのきっかけとなったドラマで最初に出た口説き文句というか、体当たりアプローチの言葉をお題に。編集者・由美が行きつけのバーでたまたまガンダムの話題で盛り上がった鉄工所勤めの清吾にプロポーズされるところ。OKされるまで指一本触れないらしいから、ちょっと昔っぽい設定かも。『電車男』と被っているようにも見えるけれど、女性のほうがどんどん積極的になっているところは、『電車~』と違うのかな。この清吾さんが彼女の人生で59番目にプロポーズしたから「59番」って呼ばれているみたい。
原作はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)・mixi(ミクシィ)のアルテイシアさんの日記。実際の彼女は、大晦日に「59番」さんと入籍するそうです。間もなく閉鎖になると思ったので、昨日日記を検索して読んでみました。
編集者としての視点30%、やっかみ視点70%で読んだ感想は「長い」。スクロール、スクロール、スクロールの嵐。おまけに内容はぐるぐる回るしさぁ。国立大卒ってほんと?まぁいいけど。少なくとも読み手を考えたら、あんな長い日記は書かないと思う。プライベートでも。「この女、ふだん相当たまってんだな」と思っちゃったくらい。水を差してしまいましたが、まぁ独身の僻みですから。このコラムがアップされるころにはもう見られないかもしれないので、貴重な原稿でした。ということで、今年のコラムはこれでおしまい。皆さん、よいお年を!
Category : プロポーズブリジット・ジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月(2004)
2006-12-26 17:00:00「ありのままの君が好きだ」
ブリジット・ジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月(2004)
メリクリも終わって、今年ももうすぐおしまい。藤原紀香の結婚が、一番のサプライズかなぁ。おめでとうございます。どうせなら、自分が結婚して周囲を驚かせたかった気もするけど……ないんだよね、これが。
今回紹介するのは、同じ三十路の独身女性の奮闘記『ブリジット・ジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月』。2001年に公開された『ブリジット・ジョーンズの日記』の続編です。1回目は、編集者からテレビのレポーターに転職したブリジットと、バツイチ弁護士・マークという恋人と結ばれるまでで、続編は二人の恋愛模様が中心に描かれています。タイトルの文句は、マークがブリジットにプロポーズする文句。一昔前に「自然体」って言葉がはやったけど、やっぱりこの年までくるとこういうのにつられちゃうんだよねぇ。ありきたりなんだけど「取り繕わないでいいよ」みたいなさ。マークみたいな人に出会えたらいいけど、現実はなかなかそうはいかないよね。
もともとこの映画は、ロンドンに住む架空の女性の日記が書籍化し、ベストセラーとなったもの。この映画は、日記の続編を映画化しています。原作はさらにおすすめです。毎日、吸ったタバコの本数やなにやら事細かに記しているのが、何気に共感しちゃうんですよ。「あー、あたしもこうなんだよね」って。でも、ブリジットみたいにはなかなかなれないんだよなー。
Category : プロポーズ勝手にしやがれ(1959)
2006-11-10 17:00:00
「我が愛する女は 首筋が美しい
胸が美しい 額が美しい
膝も美しい なのに度胸がない」
勝手にしやがれ(1959)
胸が美しい 額が美しい
膝も美しい なのに度胸がない」
勝手にしやがれ(1959)
ようやく秋らしくなった。個人的には「食欲」の秋。「たまには芸術も堪能しなきゃ」と部屋の隅から出したDVDがこの1本だった。
1959年に上映。ヌーヴェルバーグの旗手、リュック・ゴダール監督のデビュー作だ。ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒ミシェルと、ジーン・セバーグ演じる留学生パトリシアとのラブストーリー……というのか。気ままなパトリシアと、彼女に振り回されるミシェルをカップルと呼ぶにはやや哀れだが、映像と独特の雰囲気がそれを重くさせない。
1959年に上映。ヌーヴェルバーグの旗手、リュック・ゴダール監督のデビュー作だ。ポール・ベルモンド演じる自動車泥棒ミシェルと、ジーン・セバーグ演じる留学生パトリシアとのラブストーリー……というのか。気ままなパトリシアと、彼女に振り回されるミシェルをカップルと呼ぶにはやや哀れだが、映像と独特の雰囲気がそれを重くさせない。
冒頭のセリフは、ミシェルがパトリシアと一夜を過ごすシーン。「明日になれば資金が調達できる。一緒にローマに行こう」口説き続けるミシェルに、パトリシアは気が乗らない。交わされ続ける彼女に対して業を煮やし「ついてきてくれ」と言わんばかりの切羽詰った口調でミシェルが発したのがこのひとこと。時代が時代だけにちょっとキザだが、前から気になっていた人と二人の特別な一夜なら、すんなり受け入れられそう。
ちなみに、ジーン・セバーグはこの作品がピークだった。その後作品に恵まれなかった彼女の半生を思うと、パトリシアの姿にどこか刹那的なものを感じてしまう。
1
footer ads here Powered by ちびログ
footer ads here


