ジョルスン物語(1946)
2007-02-10 17:00:00
男「君は会うたびに美しくなる」
女「会ったのはついさっきよ」
男「その間に美しくなった」
ジョルスン物語(1946)
クリスマスが終わったと思ったら、もうバレンタイン。年に1度の、チョコレートセレモニーがやってきます。もう本命チョコなんて何年も渡してないな……。今年もまた、職場の上司に女性陣全員でおカネを出し合って義理チョコを購入することになりそうです。本来なら、好きな人にチョコを渡して、あま~い1日を過ごしたいのに。いつになったら、そういう日がくることやら。
実生活はさておき、今日も口説き文句を求めてレンタルショップへ。
今回気になった作品は1946年、なんと60年以上前の作品『ジョルスン物語』。伝説のポピュラー・シンガー、アル・ジョルスンの半生を描いています。舞台を生涯愛し続けたオトコ、ジョルスン。ラストシーンが哀しいけれど、個人的には大好きです。
セリフは、ストーリー中の恋愛シーンで出てきます。「会ったのはついさっきよ」「その間に美しくなった」なんて歯の浮くようなセリフだけど、舞台とともに生きたオトコから発せられると全然イヤミじゃない。かっこいい~。この役を演じているラリー・パークスも、初めて見たけどいいオトコです。作品見たことないな……と思ったら、いわゆる「赤狩り」でハリウッドから消えちゃったらしい。残念だな。もっと見たかった。ちなみに作品のモデルだったアル・ジョルスンも、この作品が公開された4年後の1950年、朝鮮戦争の慰問から帰国後に心臓発作で亡くなったそうです。伝説のスターって、最期は寂しいものが多いんでしょうか。
Category : ナンパ明日の記憶(2006)
2007-02-04 17:00:00
「私がいます。私がずーっとそばにいます」
明日の記憶(2006)
いよいよ、アカデミー賞レースシーズン到来ですね。
2006年は、ほんとうに邦画が売れた年でした。なんてったって、21年ぶりに洋画を上回ったんだからね。すごいことです。詳細はこちら→http://www.eiren.org/toukei/index.html
76.5億円の興行収入で堂々1位を記録したのは、宮崎駿氏の長男・吾朗氏の初監督作品『ゲド戦記』。内容は賛否両論ありますが、結果を遺したという点においては有無を言わせないところですね。ちなみに私のまわりでは、『嫌われ松子の一生』や『フラガール』の評判がよかったですが。
今回は、『ゲド戦記』ほどの興行収入はなかったけれども、日本アカデミー賞の優秀作品賞にノミネートされている『明日の記憶』。若年性アルツハイマーにかかった夫と、彼を支える妻との愛情を描いた物語なのですが、そこで出てくるカグチヒナコさん演じる妻のセリフがこれ。体も心も弱った時に、こんなこと言われたら泣いちゃいますよね。でも、これは若いうちから言ってしまってはだめなのですよ。酸いも甘いもかみ分けた、大人が言うからこそ、一層響いてくると思います。
原作は荻原浩氏。確か、文庫にもなっていたと思います。最終的には、アルツハイマーと静かに向き合う主人公の姿が描かれていておススメですよ。テーマとしてはやや重いかもしれませんが、圧迫感がない、それでいてじっくり読ませてくれるお話です。
Category : 純粋Autumn in New-York(2000)
2007-01-30 17:00:00
「君を失いたくないんだ」
Autumn in New-York(2000)
そのまんま東こと東国原(ひがしこくばる)英男氏--なんかこの言い方って、「ホリエモンこと堀江貴文被告」と似てるよな。全然内容は違うけどさ--が宮崎県知事に就任してはや1週間が過ぎました。おかげで、宮崎は話題の中心。巨人軍のキャンプより、話題になったんじゃないかな。これが経済効果に結びつくと、いいけどね。
そのまんま東氏って著書も何冊か出していて、結構面白いんですよ。私のイチオシは、例の事件後に書いた私小説風のエッセイ『ゆっくり歩け、空を見ろ』です。そのまんま東を思わせる「ぼく」が故郷・宮崎で父親の足跡をたどるという内容の物語です。淡々としていて、泣けます。
東国原知事の就任記者会見を見ているうちに、彼が元奥さんの女優・かとうかず子を口説いたセリフを思い出しました。確か「僕は、人生で失いたくないものがふたつある。ひとつは君で、もうひとつは髪の毛だ」という内容だったかな。いま思えば、ネタなんだろうけど。
「失いたくない」ね……というセリフで思い出したのが、上の口説き文句。リチャード・ギア演じる独身を謳歌してきたレストラン経営者と、ウィノナ・ライダー演じる余命いくばくもない若い帽子デザイナーとのラブストーリー。心臓外科医の移動ぶりにやや突っ込みどころはあるんだけど、それを抜きにしても限られた時間のなかでの恋愛というテーマで楽しめる映画ですね。
リチャード・ギアとそのまんま東とでは見た目はちょっと違うけど(失礼!)、こういうセリフは本人が必死な状態じゃないと出てこないもの。発したときの気持ちの熱さは、近いものがあるのかも。
家族は失っちゃったけれど、夢をかなえた東知事。就任早々、鶏インフルエンザ問題が降ってきてたいへんみたいですが、政治家のお仕事は失わないようにがんばっていただきたいものです。
Category : 告白電車男(2005)
2007-01-28 17:00:00
「他の人が見たら小さくてささやかな事でも、二人ならどんどん幸せに変えていける。
そう思えることが人を好きになる事なんだって、あなたが教えてくれたのよ」
電車男(2005)
立春を前にして、いよいよ毎日寒くなるばかり。世間のニュースも、鶏インフルエンザや議員の事務所費用、不二家問題と寒くなりそうなものばかりです。特に、不二家・飯田橋神楽坂店限定販売の「ペコちゃん焼き」が食べられないのはとても残念。子ども時代を神楽坂で育った私としては、ペコちゃん焼きは長年慣れ親しんだ思い出の味だからです。
ペコちゃんの顔の形をしたフカフカのお焼きのなかには、アツアツのあんこやカスタードクリーム。中身焼きたては熱くてヤケドしそうなんだけど、口に広がるあのやわらかさとあたたかさは「ママの味」ミルキーにつながる優しさを持っています。似たようなものはどこでも売っているけれど、あの味はペコちゃん焼きでしか出せないと思います。早く、復活して欲しいものです。
暗いニュースを忘れるには、純愛映画に浸るのが一番。と、レンタルしたのが『電車男』。これもまた、最近閉鎖が噂されたインターネット巨大掲示板『2ちゃんねる』の「独身男性板」から生まれた話です。
内容は「彼女いない歴=年齢」の『電車男』と、彼が電車で助けた美女『エルメス』との恋物語。上記のセリフは、エルメスが電車男に告げる愛の言葉です。
好きな人に対して一生懸命に気持ちを伝えようとする電車男に、ついに心を動かされたエルメス。ささやかなことを幸せに思えるようになるには、2人がお互い好きでなければできないこと。電車男がただひたすらエルメスを好きなように、彼女もまた純粋に彼を愛せるようになった、泣ける場面でもあります。
最近、オタクといわれる男性とおしゃれな女性が結ばれる作品が増えているところをみると、『電車男』は現代純愛映画のスタンダードになったのかもしれません。何かに夢中になることは、恋愛にも共通するものがありますし、またインターネットを介して彼を応援するという人間関係は現代ならではのものですから。
電車男さんは、エルメスさんと夫婦になったんでしょうか。もし家庭を築き子どもが生まれたら、ぜひ夫婦のなれ初めを伝えて欲しいものです。もちろん、恋愛の行く末を「2ちゃんねらー」に応援してもらったことも。
Category : 純粋髪結いの亭主(1990)
2007-01-19 17:00:00
「子どもなんて必要ない。ただ、君がいればいい」
髪結いの亭主(1990)
寒い冬晴れが続いたと思いきや、昨日はいきなり朝から雨が降ったので寒くてしかたありませんでした。
暦の上では春のはずなのに、寒い日は続くんでしょうかね。通勤時には、タイツORモモヒキが欠かせません。体が寒いと、心まで冷え冷えとしてくるようで。
こんな時には、恋愛映画。ということで、今回は、以前からどことなくエロティックなタイトルにひかれていた『髪結いの亭主』。小さい頃に通った床屋のおばさんの体臭に「感じた」ことが忘れられず「絶対に、髪結いの亭主になるんだ」と願い続けたアントワーヌ。念願かなって、ついに美しい髪結い・マチルドと結ばれるけれど……という話です。この内容については、私の周囲でもかなり評価は分かれているところです。切ない純愛ととるべきか、弱っちいヒモ男の一生ととるかという。
今回取り上げたのは、長年の思いをかなえたいと必死にマチルドにアタックするアントワーヌのセリフ。現実の場面でこのセリフだけ言われたら嬉しいけれど、相手はただのおっさんだからなぁ。それにころりとやられてしまうマチルド役のアンナ・ガリエナは本当にきれい。こんなしょうもないおっさん、相手にすることなんかないのに。
そんなおっさん・アントワーヌだけど、子どもの頃からの願いをかなえることができたというのは幸せかもしれない。「あーすればよかった」「こうすればよかった」とぐちぐち後悔しながら、一生を終える人がほとんどなわけだし。と、思いながらこの映画を見たのでした。
Category : プロポーズタイタニック(1997)
2007-01-15 17:00:00
「君に深入りしすぎちゃった。君が飛び込めば、僕も飛ぶ、そうだろ?」
タイタニック(1997)
いきなり競馬の話になってしまいますが、JRAの発表によると、去年の年度代表馬はディープインパクトだそうです。人気と実績を考えたら当然でしょうね。
主戦ジョッキーだった武豊騎手をはじめ、この馬についての評価で第一に口にするのは「飛ぶように走る」ということ。2005年・皐月賞の勝利ジョッキーインタビューでも「いや、もうパーフェクトですよ。走っているより飛んでいる感じだったんで」って言っているくらいだしね。この馬を見て、2001年・武蔵野Sを勝ったクロフネを思い出したのは、あたしだけでしょうか。ちょっとマイナーだけど、CAD、CAMシステム開発の大手・図研という会社の社長・金子真人さんという同じ馬主さんなんですよ。一応。
ディープインパクトのレース画像をぼーっと眺めているうちに「ディープ、深い……飛ぶように走る……」と考えながら思い浮かんだのが、このセリフでした。無理があるって?でも、しかたない。思いついちゃったんですもの。
20世紀最大の悲劇といわれている豪華客船・タイタニック号遭難の悲劇をベースにした、ラブストーリー。ディカプリオ演じるジャックがローズに向かって言うこのセリフ、彼の若さも手伝って、響きますよね。
身分違いの生死をかけたかなわぬ恋だけに、切ないし。ジャックがこのまま生きていたら、ローズがパートナー兼タニマチになったりして。あたしがローズだったら、そうする。妄想たくましく(笑)。
この映画から10年。ディカプリオもすっかり大人のいい男になりましたね。新作は、1月20日公開の『ディパーテッド』。マフィアへ送り込まれた警察役を演じるそうで、いまから楽しみですね。
Category : ときめきカサブランカ(1942)
2007-01-13 17:00:00
「Here's looking at you. (君の瞳に乾杯)」
カサブランカ(1942)
わけあってダウンしてしまい、毎日10時間以上寝ています。
こないだまでは2日で数時間という状況だったので、本当に寝るのがしあわせ。
「今まで生きてきたなかで、一番しあわせです」って、15年前にオリンピックで聞いたけれど、いまのあたしもそんな感じです。向こうは金メダルであたしはダウンだから全然違うけど、少なくとも「本人ができる限りのことはがんばった」ってことで一緒かな。ちょっと、無理やりか。
こうして世間から離れた日々を過ごしていると、自然と理屈ぬきに楽しめるものを求めていくのよね。
ってことで、今回は古典的な映画『カサブランカ』から。名セリフが多いことで有名なんだけど、口説き文句といえばこのセリフですよね。くさくなく、無理なくこの言葉を口にするには、やっぱり日本人では無理だよなー。かつてはやったトレンディドラマでも見かけたような気がするけれど、石○純一とか三○博史じゃだめなのよ。ご本人には、申し訳ないんですが。時代背景も、あるけどね。いまから60年以上も前だしね。
そういえば、高校生の時に後夜祭で歌ったんだよね『カサブランカ・ダンディ』。
女子高だったんだけど、修学旅行で同級生3人となぜか盛り上がって「沢田研二の歌でもみんなで歌って、ウケねらってみる?」という話がまとまった。で、1人は『勝手にしやがれ』、あたしは『カサブランカ~』、もう1人は『TOKIO』かな。で、最後みんなで『シーサイド・バウンド』を歌ってしめるっていう。結構盛り上がりましたよ、そのときは。当時高校2年生で、部活動も引退しなくちゃいけなかったから、余計に盛り上がったのかもしれないな。あれから10ウン年。『勝手に~』を歌った彼女は未婚の女医さん、『TOKIO』の彼女は専業主婦におさまっています。この映画を見ながら、そんなことも思い出しました。
Category : ナンパ池袋ウエストゲートパーク(ドラマ 2000)
2007-01-05 17:00:00
「俺がオメーのこけしになる」
池袋ウエストゲートパーク(ドラマ 2000)
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年も、このコラムをちょっとでものぞいていただけますよう、よろしくお願いいたします。
大晦日、原稿を書きながらたまたま「紅白歌合戦」を見ていたらTOKIOが出ていましたね。長瀬くんを見てたら「そういえば『ブクロさいこー!』って言ってたあのドラマ、懐かしいな」と思い、この3連休でさっそく借りちゃいました。で、5回目に出てくるのがこの口説き文句。加藤あい演じるナイーブなお嬢様・ヒカルが坂口憲二演じるキレまくり男・ドーベルマン山井のストーカー行為に怯えているっていう話。で、ヒカルが部屋になぜか部屋に用意しているこけしを見て、マコトが言うんだよね。そして「ひかるはまことのかのじょ」ってこけしにマジックで書くんだけど。頭悪いけど、この真っ直ぐさ。何度見てもささるシーンなんだよね。
クドカンのドラマが始まるたびにこのドラマを深夜で再放送しているけど、そのたび全部見ちゃうんだよね。妻夫木聡や窪塚洋介、渡辺謙に小雪と、今考えればキャストは結構豪華だし、ストーリーも単純明快だしね。「次のシーンでシュン(山下智久)が死んだ状態でロッカーから出てくる」とか、もうほとんど分かっているんだけどね。
ただひとつ残念なのが、このドラマに影響を受けてなのか池袋の治安が若干悪くなったこと。前はもうちょっとのんびり閑散としていて、そこがよかったんだけどなぁ。地元住民としては、寂しいことです。
Category : 純粋59番目のプロポーズ(ドラマ 2006)
2006-12-30 17:00:00ブリジット・ジョーンズの日記~きれそうなわたしの12ヶ月(2004)
2006-12-26 17:00:00footer ads here Powered by ちびログ
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